ジブンスタイル

この人生は正直に

昼顔をみた。
一気みした。

愛がより分からなくなった。

結婚に対してポジティブな思いが湧かなくなった。

添い遂げることってなんなんやろと思った。

今まで
夫婦で添い遂げる
穏やかな平穏な家庭を築く
そんなことに憧れを感じてたし
そこを目指してゆくつもりだった。

でも、このドラマをみて、 それは幻想でフィクションの世界だと思った。

平穏といえば聞こえはいいけど
今まで良しと信じてきた平穏は
波風を立たせずひたすら我慢すること
自己犠牲による事勿れ主義、自己犠牲惰性主義なのだと思った。

自分だけが我慢すればいい。
その我慢に慣れることで鈍感になってゆく。
そんな生き方なのだろう。

全てを失う。
今までの生活が大きく変化する岐路に立った時
白か黒か、そんな極端な思考グセがある人ほど
そんな言葉で視界が頭が曇る。

でも、思う。
全てを失う、失った、なんてことは幻想なのだ。
これまでの縁は壊れたり失ったりするのかもしれないが
そのかわり
新たな縁を新たな選択肢を新たな創造の機会を手にしたのだ。

だから、どんなことがあっても
どんなピンチになったとしても
人は生きていける。
新たな一歩はやり直せる。
新たな続きをつくっていける。

人間不信なんてない。
同じ人間は誰一人としていないから。

あるのは信念不信。
通用しなくなった信念があるのなら
握りしめてたその手を離し
身軽になったその心で
新たな信念を選んでゆけばいい。